ちょっぴり日本びいきな映画『パシフィック・リム』で主演をつとめ、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』では主演を務めるはずだったチャーリー・ハナムをご紹介。
チャーリー・ハナム(Charlie Hunnam)
身長185cm×体重??kg/1980年4月10日(35歳)/イギリス/俳優
見事主演を演じきった『パシフィック・リム』
日本では「芦田愛ちゃんハリウッドデビュー!」的なフレコミで宣伝されていた『パシフィック・リム』。この映画は『鉄人28号』などから発想を得た、完全オリジナルのSF怪獣映画作品。
と、いうか『パシフィック・リム』にこんな人いたっけか?と思ったら、ヒゲと髪型が違うだけでずいぶんと違う印象に。きれいな顔立ちだけど、やっぱり男らしいヒゲも必要よね?(個人的な感想)
あらすじは、「カイジュウ」(怪獣)と呼ばれる謎の巨大生物の圧倒的な力を前に、パイロットと神経を繋げて動く2人乗りの巨大ロボット「イェーガー」を稼働させ、カイジュウ退治に向かうというSF映画でございます。
ちなみに『「イェーガー」って酒かよ』っていうツッコミが聞こえてきそうなので、一応ドイツ語で「ハンター」の意味だそうです。(そこは日本語じゃないのね…?)
こちらはお酒のイエガー |
監督は『ヘルボーイ』や『ブレイド』、『ホビット』の脚本を手がけたギレルモ・デル・トロ氏で、主演のチャーリー・ハナム以外にも、『サボタージュ』など数多くのアクション映画に出演するマックス・マーティニや、ロバート・カンジスキーなど男前俳優がちょいちょい出演します。
2013年、突然未知の巨大生命体が太平洋の深海から現われる。それは世界各国の都市を次々と破壊して回り、瞬く間に人類は破滅寸前へと追い込まれてしまう。人類は一致団結して科学や軍事のテクノロジーを結集し、生命体に対抗可能な人型巨大兵器イェーガーの開発に成功する。パイロットとして選ばれた精鋭たちはイェーガーに乗り込んで生命体に立ち向かっていくが、その底知れぬパワーに苦戦を強いられていく。
日本ではまだまだ有名になれない?
2009年頃から俳優として活動しているチャーリー・ハナムですが、有名作はこの『パシフィック・リム』くらい。英国アカデミー賞 助演女優賞を受賞した映画『コールド・マウンテン』にも出演していますが、けっこうなちょい役のよう。
ただ2008年から放送されているテレビドラマ『サン・オブ・アナーキー』では主演を務め、2014年秋まで全7シーズン放送された長寿作に主人公ジャックス・テラーとして出演しています。
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を降板した理由
日本でも前評判でかなりの話題となった官能小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の映画版。チャーリーは初期段階で主役に抜擢されていましたが、後に降板しています。
本国ではキャスティングの発表だけで異常に注目されていただけに、この降板は色々な憶測を読び、「制作側のキャスティングの見直し」や「チャーリーが怖じ気づいた」と噂されていました。
この当時チャーリーは主演の米ドラマ『サン・オブ・アナーキー』の撮影に加え、別の映画の撮影にも取り掛かっていて、製作のごく初期の段階で完全に神経衰弱になってしまったようです。それにくわえ、実の父親が亡くなった時期とも重なっていたのが原因だとか。
「ドラマの撮影が終わって金曜の夜11時に飛行機に乗って、土曜日には別の国で『フィフティ~』のリハーサル。でも、リハーサルのための1週間がごっそりなくなって、月曜には撮影開始。でも撮影は水曜日にずれこんで、次の月曜日はギレルモ・デル・トロ監督の作品に参加するためにトロントへ行かなくちゃいけなかった。48時間で別の人格に移行することは大変。だけどこんなに大きな役をもらって絶対に失敗なんかできないから、最後の方はただ『できない、僕にはできない……』ってつぶやくだけ……。スタッフには本当に申し訳ないことをしたよ」と語っている。
きっとこの作品への出演が叶えば今以上にあちこちに引っ張りだこだったのに…。と思うなかれ。
出演作が今後目白押し!
実は現在も映画へのオファーが続々と来ており、アカデミー賞作品賞を受賞した『アメリカン・スナイパー』の脚本家が手がける2011年に米ローリング・ストーン誌で掲載された記事「アメリカン・ドラッグ・ロード(原題)」の映画化で主演を演じることが決まっています。
その他にも、『パシフィック・リム』を監督したギレルモ・デル・トロ氏が手がける『クリムゾン・ピーク(原題)』にも出演し、全米では10月16日に公開が予定。『パシフィック・リム』の続編も決まっており、その他にも出演作が進行中。
今後注目株の俳優となりそうな予感です♥
0 コメント: